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2012/08/18(土)

GR-SAKURAで温湿度センサDHT22(RHT03)を試してみる

GR-SAKURAGR-SAKURA&DHT22(RTH03)Arduino&DHT22(RTH03)
2012年7月下旬に発売されたルネサスエレクトロニクスが開発し、若松通商が製造および販売を行う小型のガジェット、GR-SAKURAを購入しました。Arduino互換機だそうです。
最初からイーサネット接続機能がついているのでArduino Ethernetに近い感じ。価格は組み立て済のFULLですと、現状Arduino Ethernetより数百円高い程度。MCUは32bit対応でその分高性能です。
詳細は、がじぇっとるねさすのページを参照。
ArduinoにはAtmel AVR MCUが搭載されていますが、GR-SAKURAはルネサスエレクトロニクス製32ビットRX63NグループのMCUが搭載されています。
GR-SAKURA、発売してばかりという事もあってあまり情報がないわけですが、Arduino互換ということで、周辺機器等はArduinoで動作を確認してGR-SAKURAでも使える事を確認するという流れが一番手っ取り早そうです。
というわけで早速、格安温湿度センサDHT22(Maxdetect製RHT03)がGR-SAKURAで利用できるか試してみました。
シンプルにArduino playgroundのDHT22を利用する場合の情報を参照&参考に。
DHT22を利用する上で、修正が必要だったのはCONVERT AND STOREの
「humidity = word(bits[0], bits[1]) * 0.1;」を「humidity = (bits[0]*256 + bits[1]) * 0.1;」に
「temperature = sign * word(bits[2], bits[3]) * 0.1;」を「temperature = sign * (bits[2]*256 + bits[3]) * 0.1」にすれば問題無く動作しました。
受信データ、先頭2バイトを湿度(humidity)に変換、次の2バイトを温度(temperature)に変換。
どうやらGR-SAKURA Sketch Version1.01では、Arduinoのword(highbyte,lowbyte)が使えないようです。他は特に問題無く。
ルネサスエレクトロニクスは日本の半導体系企業が集まってできた会社、ここの所、業績が芳しくなくということが報道されていたり・・・、微々たるものですが応援といった感じでもあったり。
GR-SAKURAの個人的メモというか、注意点。Arduinoはデフォルトで5V出力が有効ですが、GR-SAKURAの場合はJ2という箇所のジャンパをハンダで繋がないと有効にはならないそう。PortMapをそのまま信用してDHT22は3.3Vでも5Vでも動作するので5Vで試していて、どうもセンサの値がとれないな・・・とテスターで計測したら出力無し、後で知った感じです。
後は、宣伝の意味も兼ねてArduinoのようにGR-SAKURAにもロゴシールを付けても良いと思うのですが。あればGR-SAKURAを利用して作られた作品の外箱等に貼るだろう人もそれなりにいるでしょうから・・・
掲載写真、左がGR-SAKURA。中央がGR-SAKURAとDHT22(RHT03)を接続しシリアル接続で取得した値をPC上で表示している所。(夏場、エアコン切ってしばらく経つと・・・湿度61.8%、温度31.4℃とか・・・)右がArduino UnoとDHT22(RHT03)を接続した場合。


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CCNA(Cisco Certified Network Associate)取得を目指している取得した取得後有効期限満了したぎりぎり20代30代突入30代30代後半40代突入管理人のブログです。

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