TOPページ / 徒然なるままに

2015/04/19(日)

音楽の未来はハイレゾ・DSDか?

ここ2週間の土日(4月5日、4月11日)、個人的にDSD(Direct Stream Digital)祭りでした。何せDSD Live Streamingが行われるという事だったので。
詳細は、DSD Live Streamingのホームページ参照。
世間一般でもハイレゾ(ハイレゾリューションオーディオ)という言葉の認知度は大分上がってきたようなきがしますが、DSDという言葉はまだまだな気がします(DSDもハイレゾに含まれる)。個人的に注目している技術です。
個人的にDSDといえばSACD(Super Audio CD)で、SACDといえばSONY。DSDの録音といえば1-Bitレコーダー、1-BitレコーダーといえばKORG、KORGといえばDTMシンセサイザーといった感じです。
DSDのデータをメディアとして提供する技術はSACDとして1999年に規格化されていたとのことで凄いと思うわけですが、当時を思い出してみると後、格安CD-R等が出てきて音楽CDのコピーができるようになり→iPod等が後押ししてMP3等(圧縮音源)によりSACDの逆方向、CDよりより少ないデータの普及となったかと。
今はどうかというと、HDD等メディアの容量あたりの価格も下がり、圧縮音源もすっかりメジャーとなったので今度は逆方向の無圧縮、高音質(当面は特に圧縮音源の高音質化。を含む)に向かうだろうと思うわけです。DSDデータを再生できるDAC、その中でも、PCと接続しPCのソフトウェアと連動して動作するDACに可能性を感じていました。まさにDSD Live Streamingがそれなのかなと。ハードウェアだけですべてを処理するタイプのDACもありますが、iTunesが普及したようにこれからはハードウェアとソフトウェア両方をうまく活用できるハードウェアに需要があるのかなぁと思う今日この頃です。まあ、言うのは簡単なわけですが。
さて、DSD Live Streamingを体験してみてどうだったかというと、まず、通信データが多い為、自宅のファイアウォール(ルータ)のアクセスランプがかつてない感じで点滅。
実際にどれくらいの方がこのDSD Live Streamingを体験したのかという所と私の自宅の回線が光ではない等いろいろ条件があっての事なので何とも言えないところもあるのですが、日本の昼間開催の東京・春・音楽祭では数度再生が止まる程度。日本時間深夜のベルリン・フィルの方は利用している間は全く途切れる事もなく。とにかく、ドイツのベルリンからバッファ分の遅延はあるとしても、DSD 5.6MHzでほぼリアルタイムで高音質な音楽が聴けるというのはすごいなと思った次第です。
後はどう新しいサービスにつなげて行くのかでしょうか。(思いつくのはDACが普及していない現状、CD等を購入したら一定期間DSDのストリーミング版が無料で聴けるとか、DSDデータ購入前の試聴とかでしょうか。)

ついでに、関連する気になった記事をいくつか

コンサートのDSDライブ配信がもうすぐ開始。配布中ソフトでひと足先に体験
「1997年に公開実験をしていた坂本龍一氏のストリーミング放送・・・」とか。ストリーミング放送が珍しいものでなくなった今、DSD Live Streamingが当たり前になる時代は来るのだろうかとか。坂本龍一さんというと、私が記憶に残っている限り歌詞の無い曲で良い曲だなと思った最初の曲「Merry Christmas, Mr. Lawrence (戦場のメリークリスマス)」の作曲者でもあり。幼稚園ぐらいの頃に見ていた子供番組で使われていたようなおぼろげな記憶があったり。

【CES】ソニー、車内でもDSDネイティブ再生できるハイレゾ対応ヘッドユニット
総革張りでクラシック音楽などが似合いそうな高級自動車などには搭載必須なんじゃないかと思ったり(わかりませんが)。手ごろな価格で発売されるような気がしませんが、手頃なら欲しいかも。ソニーは日本でカーオーディオ撤退しているので日本での発売はあるのだろうか。(日本で販売されなくても輸入系で手に入れればいいし、カーオーディオのハーネスさえあえばなんとかなるのかどうなのか・・・)


Blog

CCNA(Cisco Certified Network Associate)取得を目指している取得した取得後有効期限満了したぎりぎり20代30代突入30代30代後半40代突入管理人のブログです。

Recent Entries

Google Maps API

googlemap.jpg
地図 ブログ

 

Twitter

Category

Monthly Archives