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2014/08/03(日)

プライベート用途なWebデジタルサイネージデバイス

PiTFTPiTFTPiTFT
横浜観光ガイド(ローカル)というスマートフォンアプリについて意見を聞くと、スマホのアプリだからスマホを使っている人じゃないとリーチしないという話も。まあそりゃそうだと。というわけで、以前からネットワーク接続可能なテロップ表示できるハードウェアが実現できないものかと考えていたのですが、テロップよりデジタルサイネージなのかなと。
Raspberry Piにはテレビやモニターに映像を出力できるHDMI出力端子がついています。ふと、Raspberry PiでChromiumのkiosk(ブラウザのURL表示欄やメニューなどを一切表示しない)モードを利用すれば、デジタルサイネージデバイスになるのではないかと。テレビやPC用のモニターに表示するだけであれば非常に簡単。
そんな中、Raspberry Piからの電力のみで動作するPiTFTを発見し試してみることに。想定通りに動作する確証はなかったのですが、思いのほか想定通り動作。性能の問題で起動完了までに少々時間はかかりますが、電源ONのみで表示まで完了。(もちろん表示内容の自動更新もプログラムで可能)
ハードウェアはRaspberry Pi Model BまたはModel B+、PiTFT、USB WiFi、マイクロSDカード利用。Linux 対応のUSB接続なLTE子機があればUSB WiFiの子機の代用もできそう。
ソフトウェアはオープンソフトウェアづくし。PiTFT対応のRaspbian上でX Window SystemとChromiumの機能を活用。Apache2、PHPも利用。実験ついでのプログラムでWikipediaの今日の一枚の写真を自動取得し表示、天気の情報サイトからJSONデータを取得し表示、横浜観光ガイド(ローカル)のイベント情報と同じJSONデータを取得し表示する機能を実装してみました。
Webベースのサーバサイド、クライアントサイドの技術が使える。タッチスクリーンの精度が思ったほどではなかった点をのぞけばいろいろ使えそうです。
デジタルサイネージはもちろん、Raspberry PiとChromiumの組み合わせは、格安でIoTにおけるデータを受け取るハブ兼モニターにデータを表示する為のデバイスとして使えるのではないかと。
掲載写真左がRaspberry Pi Model Bでコンソール表示。中央がChromiumを通常起動。右がRaspberry Pi Model B+で完成形。


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CCNA(Cisco Certified Network Associate)取得を目指している取得した取得後有効期限満了したぎりぎり20代30代突入30代30代後半40代突入管理人のブログです。

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